深海魚のユメ
作詞 竹本飛鳥
作曲 新保喬大・新古有美
編曲 リコシェ
溢れる色に私は目をふさぐ
ここにはもう音のない空だけで
心の海にはあなたの声が 響いていたの
鮮やかな夕空に染め上げた優しいメロディー
その空へ飛べるように 羽根を集めて 夜明けまで
泳いでゆこう
この世界から光をなくしても
あなたの宇宙(そら)に私を鳴らすから
振り注ぐ偽りや雨 過去に変わってゆくように
始まりはこんなにも柔らかな陽射しの下で
どうかずっと傍にいてよ そう願った あの星空に
歩き出すその向こうに溶け出した一つの意味は
いつまでも変わらないと そう思えた あの日の夢を
泳いでゆこう
冬の日の幻
作詞 竹本飛鳥
作曲 新保喬大・新古有美
編曲 リコシェ
光は終わりを照らしていた 僕には眩しすぎた
どこにも永遠はなくても いつかは重なる気がしたんだ。
変わりだした世界は 君の声や香りを残したまま
ただ僕らは同じように 冬の日の幻を愛していた。
夢はやがて 何もないように 僕の手のひらの中 融けてゆくから
透き通る指の先 色褪せた傷跡は消せないまま
ただ僕らは気付いていたんだ 冬の日の幻を見ていたこと。
想いだしてみた言葉は 残酷にこの胸を焦がしてゆくよ
見えなくても・・・
忘れたくても・・・
歌声
作詞 竹本飛鳥
作曲 リコシェ
編曲 リコシェ
また 霞んでゆく空 真っ暗な道を一人歩いた
あの時から変わらないでいた 太陽は僕を覚えてるかな?
春の風はそっと 哀しい僕らを 包み込んでいたけれど
生きてゆく意味が 辿り着きたい場所が いつも いつも 見つからなくて逃げ出すんだよ
こんな世界にも小さな奇跡はあるさ きっと きっと あの日の歌声を思い出すよ
また こぼれる涙は 黄色い小さな花を咲かすよ
あの日のまま 真っ白な詩が響いていたんだ 夕暮れの空
世界は静かに 飲み込んでゆくよ 手のひらの痛みさえも
深い闇の中キミも泳いでるなら いつか僕がこの光を届けるから
どんな道にだって小さな奇跡はあるさ ずっと ずっと 歌声は僕らを繋げるから
キミは笑ってるかな?
大切なものがここにあるんだ 胸の傷も忘れたくはない 明日はきっと・・・。
星のない夜も 消えてしまいたい朝も そっと そっと 優しい歌声を響かせるよ
八月の空、雨上がり。
作詞 竹本飛鳥
作曲 新保喬大
編曲 リコシェ
八月の空に 君は孤独を浮かべてる
僕は誰よりも 君の笑顔を願ってる
悲しみの色で 世界が滲んでも
あの日の温かさは まだここにあるんだよ
午後の雨の中 君は涙を隠してる
僕が君の中 光を見つけるんだ
たとえその熱さで 溶け消えたとしても
少しずつ歩き出せたなら 雨は虹を作るよ
どこまでも行こう あの雲に 明日の晴れを祈った
僕の手や 歌や 言葉には 意味を見つけなくても
夕暮れはいつか その涙も 乾かしてくれるでしょう
「さよなら。」
作詞 竹本飛鳥
作曲 新保喬大
編曲 リコシェ
あたしはまだあなたの中 わずかな未来探してる
赤い嘘と胸の痛み 伝えられない傍にいても
言葉にはできなくても 君の手がそうささやく
左手にこぼれ落ちた ツボミのような
この 「さよなら。」
伸びる影と風の匂い 頬に残る優しさ
みかん色の世界の中 届かない永遠を願う
大人にはなれないと いつもこうして逃げていた
僕の目に映るものは 白黒の想い出だけ
君の手の温かさも こんな僕の愚かさも
当たり前の大切さも いつの日にか気付くだろう
そしてまた歩いてゆく 霞んで見えた明日に
それぞれの幸せを ただ願って
今 「さよなら。」
夜明け
作詞 新古有美・竹本飛鳥
作曲 新古有美・竹本飛鳥
編曲 リコシェ
目を閉じて浮かんでくる 二人笑ってた頃
涙でにじんでく 後悔ばかりで
どれだけの時を 下向き過ごしたの?
でもいつか 光射して きっと
あなたに出逢える日まで 重ねてゆくあのメロディー
流した涙いつか笑顔に変わる だから
今ある全てを受け止め ここから逃げずにいようよ
いつか夜明けはきっと やってくるはずだから
いつからか二人 違う時を刻む
戻ることもできなくて 今は
空に輝いた星に進みたい 光浴びたい
願う気持ちを込めて この歌うたう だから
世界でたったひとり 信じるものただひとつ
明けない夜はないの 朝はやってくるの きっと
哀しみ映し出す朝焼けの空は 少しずつその形を変えるよ
あなたに出逢える日まで 重ねてゆくあのメロディー
流した涙いつか笑顔に変わる だから
今ある全てを受け止め ここから逃げずにいようよ
いつか夜明けはきっと やってくるはずだから
パレット
作詞 竹本飛鳥
作曲 新保喬大
編曲 リコシェ
見上げた空 高く澄んで 君と僕を繋いでいた
目を閉じれば君の声が あの日のように響くよ
そよ風には 鳥が歌う また会いたいな。
花が咲いていたあの丘には 物語のような幸せが
雨に濡れても手を繋いで 傘も差さずに笑ってた
落ち葉が舞う遊園地で 魔法をかけた青い空に
この絵の具で二人だけの 虹の橋を描くよ
秋が染まる 黄金色の 道を歩こう
冬の朝には白い羽を 見せてあげるよ 泣かないで
風が吹いてもそこに君が 笑ってくれたら飛べるから
今日の夜も 月に願う また会いたいな。
時が流れても忘れないで どこかで僕が歌うから
花が咲いたら会いに行くよ 永遠みたいな あの星へ